こんにちは、七海です。
日々生活していて「こういうこと、よくあるんだよなあ」と思っていても、ほかの人にはなかなか共感してもらえないことってありますよね?
今回は私の日常の中での「あるある」をご紹介します。主に身体障害のある人に刺さりそう内容です。
と悩んでいる人は、よければのぞいてみてください。
障がい者な私のあるあると対処法
割と体や心が傷つく「あるある」が多いので、対処法も合わせて載せておきます。
何もないところでつまずく・転ぶ

何もないところでつまずく・転ぶ。決して珍しい話ではありません。
ただ、一方で「年配の人がよく言っている」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
全然そんなことありません。
若者でもなります。足をきちんと上げないで歩いている=それだけの筋力がないと、年代関係なく起こりえます。(※あくまでキンクマの皮をかぶった一個人の主張です)
私は2日に1回は何もないところでつまずき、3日に1回は何もないところで転びます。
舗装されている歩道で転ぶことが多く、そのときはなかなか悲惨なことになりますね。舗装されている道路って、なぜか無駄にチクチクしているというか、ゴツゴツしていますよね?(これこそ人にはなかなか通じない)あのチクチクゴツゴツのせいで、手足をよくすりむきます。下手したら流血沙汰。
もっとどうにかならないだろうか、と思ったりもしますが、一番どうにかしなくてはいけないのは、自分の歩き方です。
解決策は簡単ですね。
- 足を引きずらない
- きちんと足を上げて歩く
これだけですね! これが辛いんだけどね!
何をするにも顔が近い

これは、目が悪い人によくある話だと思います。
何をするにも顔が近い。本を読むときも、パソコンを見るときも、書類に名前一行書くのにも。顔が近い。
顔を近づけないとものが見えないから、ですね。だからものを見ようと顔を近づける。考えてみればごく自然な行動です。
ただ、はたから見ると奇妙に映ることもあるようで、小学生のときにクラスメートに「うわ、ガン見してる!」と言われたことがあります。(彼らに悪意があったのか否か今となっては分からないし、別にどっちでもいいかな、と思いますが、当時は傷つきましたね……)
顔が近いということに、本人は意外と気づいていないです。そのときはものを見るのに必死だから。後で写真などを見たときに「私、顔が近い!」と気づきます。
もし、妙に顔を近づけて何かを読んだり書いたりしている人を見かけても、奇異な目を向けずそっと見守っていただけると嬉しいです。
対処法……というには微妙ですが。
- 眼鏡をかける(視力低下の原因次第では効果なし)
- 自分は顔が近いぞ、と認める
- 癖になっている場合は、遠くからでも見えるものは遠くから見るようにする
人がいる所に行くとすごく疲れる。最悪頭が痛くなる

これは身体障害はあまり関係ないです。私の性質の問題で。
人がいる所にいくと、どっと疲れます。ほんの数人がいる場所でもかなりの疲労がきます。
その疲労が最大にまで達すると、私の場合は頭が痛くなります。私は東京の街中を観光した後に頭痛が出てきて、そのとき初めて「ああ、疲労がピークに達するとこうなるのか」と思いました。
人付き合いが苦手な方なら、共感できるところがあるのではないでしょうか。
対処法、私も色々考えたのですが、思いついたのはとにかくこれ。
- 人のいる所に近づかない
信号が青になってから歩き出すまで数秒かかる

見出しの通りです。信号が赤から青になってから、歩き出すまで1~3秒かかります。
ずっと「なんでかなあ」と思っていたのですが、おそらくこれも目が悪いところからきているのではないかと思います。
信号が青になるのを待つ→信号が青になる→青になった、と認識する→タイムラグ→認識が伝わって、やっと体が動き出す
上のようなことが自分の中で起きているな、ということに最近気がつきました。
これ、意外となっている人が多いのではないかなと思います。
横断歩道って、渡り出すのが遅れるとどうしても慌ててしまいますよね。けど、遅くなってしまうものは遅くなってしまうので、ぶっちゃけ慌てても仕方がありません。
というわけで対処法は以下の通り。
- 信号が変わる前に道路状況を確かめる
- 信号が変わったら落ち着いて渡る
気が付くと蛇行している

道を歩いています。
歩道と車道が分かれていない道です。一応、区切るための線が引かれています。
歩いていました。歩いていました。
ふと気がつくと、車道側にはみ出していました。慌てて歩道側に戻りました。
……こういうことです。「気がつくと蛇行している」のです。これは、これだけは、「あーあるよね」とうなずける人はなかなかいないのではないかと思います。危ないしね。
車通りの少ない道だったからよかったものの、間が悪ければ事故になりかねません。気をつけます(自己反省)。
歩いている間に注意力が薄れ、気がつかないうちに軸がぶれている可能性が高いですね。体幹の問題かと。
あと、ただ歩くだけでもエネルギー出力割合100%で生活しているところがあるので、周囲を見渡す余裕がないのかもしれません。
というわけで、対処法は2つ。
- 蛇行していないか、ちょくちょく気を配る
- 体幹を鍛える
身近で共感が得られない……そう悩むあなたへ

と悩んでいる人は、一度自分が得意な方法で形にしてみるといいです。
- 話すことが得意な人は、口に出してみる
- 文章を書くのが得意な人は、この記事のように文字にしてみる
いきなり人前で話せ、人前に文章をさらせ、とは言いません。まずは独り言や自分の日記でOKです。自分しか見ていない、と思った方が気持ちが楽ですからね。
それで形にして、自分の中で整理がついたら、それだけでも十分です。加えて、「ほかの人にも伝えておいた方がいいな」と思ったら何らかの形で伝えればいいわけです。
まずは形にしてみること。ぜひ、お試しください。
まとめ
というわけで今回は、私の「あるある」をご紹介しました。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
もしこの記事を見て「あ、自分にも同じところがあるのでは……!」と気づく方がいたら、ラッキーです。
まずは、そういう性質があるのだ、と認めてあげましょう。それが生活に支障をきたしているようであれば対処法も試してみてください。
対処法に関しては、人によって合う合わないがあると思うので、最適なものが自分で見つけられるのが一番いいですね。
それでは、今回はこの辺で。
七海でした!