こんにちは、メモを取れない七海です。
物語を考えていく上で、思い浮かんだアイデアをメモするのが効果的だという話を聞いたことがあると思います。
しかし、世の中にはメモを取るのが苦手な人、メモを取るとかえってよく分からなくなる人もいるのです。
メモにこだわるとこういうふうに悩んでしまうので、今回はそれ以外に創作のアイデアを溜め込む・記憶する方法を考えてみました。
それでは、ぼちぼちいってみましょう。
思い浮かんだシーンを繰り返し再生する
※「私がメモを取れない3つの理由【対策も考えました】」と内容がやや被っています。
おもしろそうなシーンを頭の中に思いついたとしましょう。そうしたら、思いついたものをすぐにメモするのではなく、頭の中でしばらく再生します。それから少し時間を空けた後に、またそのシーンを頭の中で流します。
難しいことを書いているようですが、要するに妄想です。
歩きながら、電車で移動しながら、布団の上でゴロゴロしながら。思いついたシーンを何度も何度も思い返します。思い出すたびに少しずつ違っているところもありますが、それでよいのです。頭の中で推敲しているということなので。
そうして何度も思い返しているうちに、思いついたものが頭の中に定着して忘れにくくなります。これを「メモ代わり」にするというわけです。
覚えておくのが無理……なように思えますが、慣れると自然にできてしまいます。楽しいです。
欠点は、これをしている間は頭のリソースを割かなければいけないことですね。常に妄想していられる人っていないので、脳内再生のオンオフを上手に切り替えるようにしましょう。
冒頭だけでも実際に書いてみる
最初の方のシーンや、それに関連するアイデアだけ浮かんでいるなら、そこだけ実際に書いてみるのはどうでしょう?
完成形に近い状態に落とし込むことで、どこが足りないかが見えてきます。
ただ、この方法は欠点もあります。
- そのシーンだけ書いて満足してしまう可能性がある
- きちんと書こうとすると無駄に時間がかかってしまう
主な欠点(というか危険性)はこの2点ですね。なまじ具体的に書いてしまうので、そこができただけで満足しちゃって続きを書く気を失くす可能性があるわけです。
また、時間もかかります。
この方法を採るときに大事なのは、
- 「アイデアを書き起こす作業だ」と意識すること
- 細かすぎる風景描写(漫画や絵なら細部の描きこみ)はしない
です。
落ち着いて書ける環境でまとめる
ぱっとアイデアを思いついた段階では、それを頭の中に定着させることに終始します。
そして、落ち着いて書ける場所(自宅など)に移動した後で、その内容を文字に起こしていくのです。
書くことに集中できるので、ストレスが少ない上、書き出したアイデアをその場で吟味することができます。
ただ、向き不向きはありますね。
まとめ
今回は、メモを取れない人のためのアイデアストックの方法をまとめてみました。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
今回紹介した方法は3つでしたが、実際は最初の1つにすべてが集約されています。1つ目を実践して、初めて2つ目3つ目に行ける感じです。
繰り返し何度も頭の中で妄想していると、だんだん変な気分になってくる人もいるかもしれません。それでOKです。安心してください。
どうしても無理だと思う人はこの方法にこだわる必要はないですし、合う人はなんだかんだ楽しくて続けられます。
……メモを取れない人、それ以外のやり方を試してみたい人は、参考にしてみてください。
創作に限らずメモ取りが苦手だっ!! と叫んだ記事もありますので、よろしければこちらもどうぞ。
それでは、今回はこの辺で。
七海でした!