こんにちは、七海です。
少し前の話になりますが、親族が住んでいる兵庫県へ行って、そこからほかの県へお出かけしてきました。今回はそのお話。
壮大な「はじめてのお〇かい」ならぬ「はじめての一人旅(移動のみ)」をお届けします。記事中ではヨハン君も一緒。
一日目:特急列車と新幹線に揺られる
その始まりは夕方から。前日に肩こりと頭痛と嘔吐で救急外来に行った体を連れて、駅に向かいました。その日の体調はそこそこ良好。
とはいえ体は大事にしましょう。
なお、今回乗る特急は車内販売や自販機がないので、軽くつまめる食べ物とお茶を買ってから行きます。
駅に着いたら駅員さんに案内してもらいつつ、特急列車に乗り込みます。
特急券と新幹線のきっぷを買う際に、「乗り降りの介助」と「特急→新幹線・新幹線→特急の移動の手伝い」を頼んでおきました。こうすると経由する駅に連絡しておいてもらえるので、駅で係の人が待っていてくれます。必要に応じて車いすやスロープも用意してもらえます。
介助が必要な人は、その旨を事前に伝えることを忘れないようにしましょうね。
そして特急に揺られること3時間くらい。
おおむね問題なかったのですが、行きの列車ではトイレの場所が分からなくて泣きそうになりました。乗務員さんに尋ねようかと思いましたが、あまりにも早く行ってしまわれるので声をかけられず(ま、待ってー)。
シャキシャキした駅員さんのおかげで、無事新幹線にも乗れました。ここからは一時間もかからず新神戸に到着。迎えにきてもらう約束だったので、来てもらって、車で向こうの家まで行きました。
その後、夕飯食べて、駄弁って、お風呂入って、就寝(実家か)。
いつもより3時間は遅い就寝となりました。
二日目:座敷童子に会いに岐阜県へ行く
二日目。目覚ましのおかげで大体いつも通りに起床。朝ごはんを食べてから、車に乗り込み、この日向かったのは……岐阜県。まさかの他県。
何をしに行ったかというと、座敷童子がいるうなぎ屋さんに行ってきました。
この先、車に揺られること3時間の道のりでした。
この日はどうも全国的に天気が悪かったようで、行く先々で空模様がコロコロ変わりました。
……3時間もあると退屈なので、少し座敷童子の話を。
座敷童子(ざしきわらし)は、家に住み着く精霊のような存在です。「見ると幸せになれる」「住み着いた家の人に富をもたらす」と言われています。主に岩手県のあたりにいるそう。
とまあ、そんな話をしているうちにうなぎ屋さん「華紋(かもん)」に到着しました。
店内はものすごく煙たい。煙の向こうから見える光なのか、オーブなのか、判別できないんじゃなかろうか? と首をひねります。
店の奥、テーブル席の先の一番隅っこに、座敷童子がおわすという空間が。
ここで座敷童子に会えますが、お参りの際にはいくつか留意点があります。
- 幽霊扱いをしないこと
- 写真を撮る際、お店の許可は不要ですが、座敷童子に「写真を撮らせてください」とお願いすること(声に出さなくてOK、私は出しました)
- 座敷童子の好きそうなお菓子などを持っていくとよい
さらに、お参りには手順があります。
- とりあえずお菓子などをお供えしましょう
- 出身地、名前を言います(こちらも心の中でOK)
- お願いごとを伝えます。ただし、「~が叶いますように」という言い方ではなく「~となるよう見守ってください」「見守ってくださってありがとうございます」と言いましょう。
心の中でお願いごとするのって結構難しいです。上手く伝わるかわかりませんが、だらだら喋ってみましょう。
ちなみに、今回撮った写真に座敷童子は映りませんでした。しかし「見えた」というお客さんがかなりの数いらっしゃるので、会える可能性は高いかと。
……この記事を書く前に、座敷童子の動画をネット上でチェックしたところ、意外とわかりにくい光でした。状況次第では、窓から入る光の反射と区別がつかないかもしれません。
気づいていないだけで会えていたのかもしれません。
ちなみに、うなぎはひつまぶしで頂きました。
表面がカリカリしていて、実は噛むとほろほろと口の中で踊って、たれはご飯と相性抜群。
早い話が絶品でした。これを食べるためだけに3時間かけて行く価値はあると思います。また行きたい。ただ、値段はそれなりなので、何か月かに一回のご褒美という感覚です。
外食でまた行きたいと思える店に、ほとんど出会ってこなかった私が。また行きたい。と思いました。
ちなみに、ちなみに。帰る前にお菓子の詰め合わせがもらえます。
華紋(かもん)店舗情報
住所:岐阜県岐阜市東栄町3-29
営業時間:ランチ 11:00〜14:00、ディナー 17:00〜20:00
定休日:水曜日
駐車場:あり
この日、帰りに母の用事で京都市へ行きました。ちょうど、京都アニメーション第一スタジオの放火事件が起きた日でした。
亡くなられた方のご冥福と、被害に遭われた方の回復をお祈り申し上げます。
三日目:西宮ガーデンズでタピオカに苦しみ、服を買う
そして三日目。西宮市にある阪急西宮ガーデンズへ出かけます。
ここではお土産を探したり、自分へのお土産を買ったりしました。
ちょっとお母さん分かったから次行こうよ、こちとら新幹線の時間があるんだよ。という具合でした。
途中、人生初のタピオカミルクティーに挑戦。
ほう。世の中の人々はこれを求めて行列に並ぶのか……と、しげしげ眺めて写真を撮ります。
味は……うん。おいしかったです。タピオカのつぶつぶ食感も楽しい。
しかし、いかんせん量が多すぎました。タピオカの。
途中から、「ミルクティーうめえ。もうミルクティーだけでいい」とかなんとか言いながら飲み切りました。
その後は服買ったりおひるごはん食べたりしました(食べきれなかったです。ごめんなさい)。
新幹線の時間にもきちんと間に合って、お土産も買って帰れたので満足でございます。
帰り着いた先が豪雨で大荒れだったらどうしようかと気をもんでいましたが、そんなこともなく、無事帰り着きましたとさ。
帰りの特急列車では、ちゃんとお手洗いにも行けました。よかったよかった。
阪急西宮ガーデンズ 店舗情報
住所:兵庫県西宮市高松町14番2号(本館)
兵庫県西宮市高松町5番22号(ゲート館)
兵庫県西宮市深津町7-22(別館)
営業時間:10:00~21:00(フロア・お店によって営業時間が若干異なります)
定休日:年中無休
駐車場:あり(駐車台数約3,000台)
まとめ
総じて、楽しかったけど疲れた!! です!
でも、うなぎ屋さんはまた行きたいですねえ。今度は座敷童子さんにきちんと挨拶がしたいです。
座敷童に会えて、おいしいうなぎが食べられる華紋(かもん)さん。皆さんも、機会があれば足を運んでみてください。
それでは、今回はこの辺で!
七海でした!