こんにちは、七海です。
とお悩みのあなたへ、ハムスターの描き方をお届けします。
キャラクターのような、デフォルメされたハムスターを描くのであれば、実はそんなに難しくありません。
私が描いたイラストを交えて、説明していきます。ぼちぼちいってみましょう。
ハムスターの描き方(デフォルメ編)【形の捉え方】
さっそくハムスターを描いていきます!
今回大事になるのは、形を単純化して捉えることです。
「骨格が~」とか「筋肉が~」とかいう難しいお話は、全部すっ飛ばします。とにもかくにも、ハムスターの頭と体を単純化=簡単にしてみましょう。
※キンクマ=ゴールデンハムスターを描く想定で進めていきます。
頭と体はひょうたんかお団子
ハムスターの頭と体を描くときは、ひょうたんを描くかお団子を二つくっつけましょう。
まず、これだけ覚えて練習してみてください。そのうちそれらしくなります。
ポイントは、頭を小さく、体を大きくすること。特に、体がぽてっとした丸になると、ハムスターっぽくなります。
最初は毛のことなどは考えなくていいです。
とにかくひょうたんかお団子二つを意識します。
各パーツを描いていく
「ひょうたんかお団子」がハムスターっぽく描けるようになったら、耳、足などの細かいパーツを描いていきます。ここでも形を単純化することがポイントです。
耳 デフォルメとリアル寄り
簡単かつハムスターっぽい耳を描きたいときは、画像の左側のような感じ。『とっとこハム太郎』のハムちゃんずを思い浮かべてみてください。あの耳を描ければとりあえずクリアです。
多少リアルに寄せたい場合は、画像の右側のような感じで。猫耳の先端を丸っこくしてみると、それっぽく描けます。
もっときちんと形を把握したいときは、写真や本物のハムちゃんを観察してみるといいでしょう。
足と指(と尻尾)
手足は棒やクレヨンでもOKです。まずはそこから始めましょう。
リアルに描きたい場合は、前足の指を4本、後ろ足の指を5本にしてあげてください。
画像右のように脚と足(?)を別で描いてみても、写実っぽくなります。この描き方はちょっと難しいので、観察と練習を繰り返してくださいね。
ハムスターの尻尾は角丸三角をお尻のところに描いてあげればOKです(右の画像角丸ちゃう! というツッコミは優しくお願いします)。
目 まんまるかアーモンドかおにぎり
目は、生き物を描くときには重要なポイントですね。
とにかく可愛く見せたいときは、丸型です。目は真ん丸に描いて、端の方に光の白い丸を入れてあげます。
リアリティを出したい場合は、描き方が二通り。
顔が横を向いているときはアーモンド、前を向いているときはおにぎりのように描くこと。
これだけでも本物らしさが出ます。
ただ、リアルとかわいさを両立するのはけっこう難しいです。ここは練習あるのみです。私も未だに練習中。「かわいく」「それっぽく」が達成できればブラボーですね!
口とひげ 歯は命
デフォルメ強めの場合は、やっぱりハムちゃんずを参考にするといいです。鼻と口は離れていてもOK。
この場合、ひげは3本くらいでいいです。
少しリアルな口は画像右のように描きます。こちらは、鼻と口が繋がっていた方がリアリティが出ます(感じ方には個人差があります)。
ひげはデフォルメ強めのときより多めに描きます。ただし、写真の通りに描こうとするとあまりに数が多いので、大変すぎて地獄を見ます。適度に省略しましょう。
そして、口まわりでもっとも大事なのは歯です。ハムスター(というかげっ歯類)は、前歯をしっかり描いてあげましょう。
もふもふさせるかさせないか
各パーツが描けるようになったところで、ようやく体毛のことを考えます。
毛をもふもふと描くか描かないかは、「あなたの自由」です。
どのくらいもふもふ感を出すかも、自由。
輪郭がつるんとしていてもかわいいものはかわいい。毛がもふもふしていてもかわいい。どっちもかわいい。ですよね?(謎の圧力)
毛の感じは、好みと画風に合わせて調節します。
色々なパターンを描いてみるのも楽しいですよ。
ここまで来たら、あとは描くのみ。
どんどん手を動かして、愛らしいハムスターを描けるようになりましょう。
まとめ
ハムスターの描き方、少し伝わりましたでしょうか。
実は以前にも、『ハムスターの描き方・デフォルメ編』という記事を書いています。しかし、前回のハムスターの描き方が個人的にあんまりな出来だったので、改めて別の記事にまとめなおしてみることにしました。この記事の方が理解は深まると思います。
今回は強くデフォルメする前提で描いたので、わざと色々省いています。骨格だとかお肉の付き方だとか写実性だとか、そういう話題は別の機会に取り扱いたいと思います。
……気が向いたら。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
七海でした!