みなさん、メモは取ってますか?
話を聞いているとき、アイデアを思い付いたとき、忘れてはいけない事柄があるとき……。
メモは大事だといわれますよね。「メモを取る癖をつけましょう」と学校や仕事の講習で言われることは珍しくありません。
ただ……メモを取るのがなんか苦手、という人いませんか?
理由は分からないけど、なぜかメモ取れない。取ろうとすると手が止まる。
なんでいきなりこんなことを言い出したかというと、私はメモを取ることがどうしてもできないからです。今回は、どうして苦手なんだろう、と沈思黙考したことをまとめていきます。
そう悩んでしまっている方にお届けします。では、ぼちぼち見ていきましょう。
なぜメモを取れないのか……主な理由は3つ
どうしてこんなにメモが取れないのか。考えた結果、大きな理由は以下の3つかなと思いました。
- 複数のことを同時にできない(能動的)
- 人の気配が気になる
- メモが習慣化されていない
順番に見ていきます。
複数のことを同時にできない (能動的)
これが一番大きな理由ですね。
私は複数の能動的なことを同時にできないです。
思えば、心当たりがありすぎます。
ピアノを弾くときにメロディと伴奏を同時に弾くのが難しい、ゆっくりならできるけど元の曲通りの曲調で弾けって言われたら無理。
クロール泳ぐときに、バタ足しながら腕を回すことがめっちゃ難しかった。
誰かの話を聞きながらメモを取るっていうのも、ここに含まれるのです。
- 人の話を聞いて理解する
- 内容をかみ砕いて文字にする
2つ、いえ細かく見たら4つの動きをしていることになります。
バタ足クロールだけでも難しい人が、倍の動きをしようと思ったらなかなかハードですよね。脳がキャパオーバー起こしてたということです。
一方、音楽を聴きながら文章を書くというのは、「音楽を聴く」という行為が受動的(受け身)です。だからできるんですね。
人の気配が気になる
これは外出先でメモを取るときのことです。
駅などでぱっとアイデアを思い付いたときなど、メモを取ろうと思っても、人の気配が気になって集中できないのです。
誰も私なんぞのことを見てはいないと分かっていても、緊張してしまうのです。緊張しているうちに、何をどうメモしようかと考えていたことすら、霧散してしまいます。
これはなかなか、独特な感覚でしょうね……。
メモが習慣化されていない
最初の項目の流れで……になりますが、そもそもメモを取るのが習慣化されていません。
要は慣れていないんですから、上手くできなくて当たり前です。
そもそも普段、あまり意識してメモ取ってないな~という人は、一度メモを取る癖をつけるよう意識してみましょう。
メモを取れないならどうする?考えられる対策
どうも普通にメモを取るのは難しそう。でも「無理!」って放り投げるだけではなく、なにか対策が取れないものか……。
ここからは、そんな問いへの答えを見ていきます。
といっても、答えなんて人によって無数にあると思いますが、私が思いついたのは以下の3つです。
- 大事な部分を記憶しておいて、脳内で何度も復唱する
- 話の合間でメモや板書の時間を作ってもらう
- 後で文章にまとめるための時間を取る
大事な部分を記憶しておいて、脳内で何度も復唱する
「あ、ここ重要かも」「いいアイデアひらめいた!」
そう思ったことを瞬間的に強く記憶して、後から繰り返し何度も再生します。
ポイントは記憶したことを繰り返し再生する、という点です。
移動しながらでもゴロゴロしながらでもいいので、何度も思い出します。こうすることで少しずつ頭の中に定着して、だんだん忘れにくくなりますよ。
勉強会の内容などよりは、物語のアイデアなどに効果的です。
話の合間でメモや板書の時間を作ってもらう
これは話をしてもらう相手がいる場合の対策。いっそ直接お願いして、メモを取る時間を少しだけ取ってもらう、という方法です。
対多人数だと難しいと思いますが、少人数の学校の授業などだと対応してもらえるかも。
後で文章にまとめるための時間を取る
話を聞くときでも、なにかを思い付いたときでも使えます。
同時に複数のことをするのが難しいなら、その場では記憶することに集中して、後でゆっくりメモを取りましょう。
案外その方が落ち着いて思い出すことができるかもしれません。
私などはこのタイプなので、最近は割り切って「外を歩いているときは筆記用具を取り出さない」ことを徹底しています。
まとめ
今回は、私がメモを取れない3つの理由とその対策についてまとめました。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
耳に入れたことやひらめいたことを長く記憶しておくために、メモは重要です。でも、どうしてもできないならば無理してやる必要はないと思います。
要は「忘れない」「記憶に定着させる」ことが大事なので、その場でメモを取ることにこだわらず、色々な方法を試してみましょう。
それでは、今回はこの辺で。
七海でした!