こんにちは、七海です。
漫画やイラストによく使うミリペン。ボールペンやサインペンと同じ感覚で描けるので、つけペンなどに比べて使いやすいのが嬉しいところです。
ただ、ミリペンと一口に言っても種類が様々で、はじめて購入するときは結構迷うもの。
そこで今回は、私が普段使いしているミリペンの特徴、よいところ、イマイチなところなどをまとめてみます。
Too コピックマルチライナー
カラーマーカー「コピック」に適したミリペン。
コピックを使い始めた時期に購入して、インク切れが起きていないものは今も使っています。
サイズは0.03、0.05、0.1、0.3、0.5、0.8、1.0mmの7種類。
カラーもたくさん種類があります。
漫画制作の方でも問題なく使えますが、現在はちょっと使いづらいかな……という印象があります。
「コピックにもにじみにくい」のがウリなようですが、たまににじみます。
あと、消しゴムをかけると薄くなっちゃいます。
ただしほかのインクを重ねないぶんにはにじみにくいので、白黒原稿の細かいベタや、仕上げのちょっとした書き足しなどには向いているという印象です。
とりあえずマルチライナーを買っておけば失敗はしない、という感じです。「ほかの製品がよくわからん……」という時は候補に入れてみてください。
【2019年12月12日追記】最近はカートリッジタイプの「コピックマルチライナーSP」という商品が登場しました。ペンを毎度毎度処分するのがちょっと嫌なの……という方は購入を検討してみてはいかがでしょう?
製品ページ:https://copic.jp/product/multi/
ステッドラー ピグメントライナー
ドイツ製のピグメントライナーです。
線種はなんと12種類!(0.05、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、1.0、1.2mm、斧型0.3-2.0mm)
私は0.8を愛用しております。漫画の枠線用です。
完全に個人の好みなのですが、持ったときの感触が好きです。
公式サイトの説明にもあるように、濃くてはっきりとした線が引けます。ペン先も潰れにくい。
この記事書くときに知ったのですが、0.05-0.8mmは18時間キャップしなくても平気らしいです。
難点は、販売しているお店が少ないことです。田舎者は店で買えないので通販サイトをほうぼう放浪しています。
製品ページ:http://www.staedtler.jp/products/pen03/pigment.html
ホルベイン マクソン スケッチライナー
近所の画材屋さんで見つけたペンその1。
漫画原稿用紙なども出しているマクソンさんの製品です。
線種は把握している限り5種類(0.05、0.1、0.2、0.3、0.5)
0.2と0.5を使用しています。
結構にじみます。そのせいか、線種表示の幅よりもやや太い印象。
あと、全体的に水っぽくて乾きが遅いです。黒は濃い方だと思います。
書き文字等には使いづらいです。細かいところのベタに使用することをおすすめします。
公式オンラインショップ:https://holbein-shop.com/?mode=grp&gid=1799310
サクラクレパス ピグマ
近所の画材屋で見つけたペンその2。
みんな大好きサクラクレパスのピグマシリーズです。
種類は豊富すぎて書き切れないので公式サイトを参照のこと。
SAKURA MICRON PIGMAという製品の0.8mmを使用しています。
ステッドラーピグメントライナーの代用品を探していた時に購入したものです。
線の黒がしっかり濃いので消しゴムをかけても大丈夫そう。使い心地もいいです。
キャップが結構かためです。しっかり密閉できるってことだと思っています。
注意点は、インクが溜まりやすいこと。線を引き終わったあとに必ずといいほどインク溜まりができます。しっかり乾かさないと、手などでインクを引きずって凄惨なことになるので要注意!
製品ページ:https://www.craypas.com/products/pickup/pigma.php
まとめ
今回は、ミリペン4種類をご紹介しました。ここまで読んでいただきありがとうございます。
気になるものがありましたでしょうか?
どの製品も一長一短、それぞれの特徴があります。ぜひ、あなたお気に入りの一本を見つけてください。
そでは今回はこの辺で。
七海でした!