こんにちは、やる気変動の激しい七海です。
なぜこんな妙な前置きをしたかというと、少し前まで
こんな状態になっていたからです(この記事を執筆している時点では、精力的に絵を描いています)。
描きたい絵があるのになんだか描けないという経験は、お絵かきしている人なら誰でもあると思います。
かといって、モチベーションは上げようと思ってもなかなか上がってくれないし、やる気は呼んでも来てくれない。
じゃあ、そんなときにどうやってモチベーションを保つ(または高める)のか? 実はいろいろ方法があるんです。
今回は、私が実際にやっているモチベーションの高め方をまとめてみました。先にざっと内容を挙げておくと、以下の通り。
- 他の人の作品を見る
- 制作動画を見る
- まったく違うことをする
- 面倒な作業を省けないか考える
方法の合う合わないは個人差があるので、そこはご了承くださいませ。
それでは、ぼちぼち見ていきましょう。
他の人の作品を見る
他の人の作品を見ることで、「自分も負けてられない!」「ああ、私もなんだか描きたくなってきた!」という熱を呼び覚ます方法です。
幸い現代には、他の人の作品に触れられる機会が多いですね。
- 画集
- 漫画
- 美術館
- SNS(インターネット)
上記のようなものをバランスよく活用しましょう。
特に手軽なのはSNSですね。Pixivを始めとする「イラスト専門」のサイトも多いですから、たまにゆっくり巡ってみると、よいガス抜きになります。
ただ、注意点もあります。
他の人の作品を見ることで「私の絵は下手だなあ」と思ってしまう場合は、この方法は使わない方がいいです。かえってモチベーションを下げる恐れがあります。
制作動画を見る
作品を見るだけじゃ足りない! という人は「制作動画」を見てみるという手もあります。
実際に絵を描いているところ、出来上がるまでの過程が動画になっているものですね。
個人の動画でよければ、今はYouTubeなどの動画サイトでたくさん見つかります。かなりクオリティの高いものもあるので、勉強にもなって一石二鳥!
私の中ではこれ、かなり効果が高かったです。不思議なもので、実際描いているところを見ていると、自分もできるような気分になってくるんですよね。
一時的にやる気を上げるにはうってつけの方法です。
注意点は前の項目と同じ。「私はまだまだだ……」と落ち込んでしまう場合もあるので、そういうときは見ないようにしましょう。
まったく違うことをする
絵を描けなくなったら、一度絵から離れるというのも手ですね。
- 開き直って寝る
- 別の好きなことをする
- お出かけしてみる
- ぼーっとする
絵とはまったく関係ないことをしばらくしていると、よい気分転換になります。そのうちまた「描きたいなあ」という熱がたまってきたら、制作に向かえばOK。
そうやって休んでいるうちに、新しいアイデアがひらめくこともあります。これもまた、一石二鳥です。
面倒な作業を省けないか考える
創作活動においてモチベーションが下がる理由は色々ありますが、意外と見落としがちなのが「作業量が多いから」という理由。
意外と省ける作業。例えば、こんなものがあります。
- 下書き
- 消しゴムかけ
- スクリーントーン貼り
人によってはもうちょっと省けるかも。
「この作業をしないとしたら、どういう風に作品を仕上げていくか?」を常に考えて、実験を繰り返していくといいです
下書きが大変なら、いっそ下書きなしで描いてみる。
消しゴムかけが面倒ならトレース台を使ってみる。
スクリーントーン貼りが嫌いならそこだけデジタル化してしまう。もしくはトーンなしで一回描いてみる。
そういったことを試しにやってみて、できそうと思ったら続けてみる。そうすることで、ひょっとしたらちょっと楽になるかもしれません。
これらの作業を絶対になくせ! と言っているわけではなく。もしこれらの作業がストレスで絵が描けないなら、一回難しいこと考えずに描いてみたら? くらいのニュアンスです。
人によって合う合わないは絶対にあります。
下書きなしだとどうしても描けなくなるとか、トレース台は目が疲れるから使えないとか、スクリーントーン撤廃したらそれはそれで作業量が増えちゃったとか。
でも、そういうのってやってみないと分からないじゃないですか。だからやってみる。
やってみて、「あ、意外とできるじゃん?」「絵を描くって、こんなに楽だっけ?」と思えてきたら、ラッキー! それを自分のお絵かきスタイルにしちゃいましょう。
細かい作業が原因で絵そのものが描けないということが起きるなら、全然楽しくないし、寂しいです。
そういうときは、楽する方法を探してみるのもひとつの手ですよ。
消しゴムかけをなくす手段については、以前記事を書いています。参考にしてください。
まとめ
今回は、主に絵を描いているときのモチベーションの高め方についてまとめてみました。 ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
最後にもう一度振り返っておくと、以下の通りです。
- 他の人の作品を見る
- 制作動画を見る
- まったく違うことをする
- 面倒な作業を省けないか考える
描きたいのにやる気が出ない! 描けない! というときは、本当につらいですよね……。だからこそ過度に自分を追い込みすぎず、できそうなことを一つひとつ試してみましょう。
それでは、今回はこの辺で。
七海でした!