こんにちは、お話を書くのが大好きな七海です。
小さい頃から物語を読むこと・書くことが好きな私でしたが、漫画・小説共に本格的に始めたのは中学一年生の頃。
そのときから今に至るまで、(主にネットで)ほそぼそと書いています。
いろんな物語を書いていると、ときどき、「日常生活では絶対使わないよね」というような言葉をしばしば使います。
ふだんの会話では絶対に使わない。けど文章ではガンガン使う。
なぜならかっこいいから。響きがものすごくかっこいいから。
というわけで今回は、そんな「日常生活では使わないけど響きがかっこいい日本語」を主観全開でとりあえず10個紹介します!
二字熟語メイン、五十音順です。
日常生活では使わないけど、響きがかっこいい日本語10個
1:悪童(あくどう)
いわゆる悪ガキ。悪さばっかりして手がつけられない子供のことです。
2:懊悩(おうのう)
悩んでもだえ苦しむこと。
個人的には「苦悩」よりさらに深い悩みの表現で使うことが多いです。
3:姦しい(かしま-しい)
(人の声が)うるさい、やかましい。
「女三人寄れば姦しい」という表現がありますが、うまいこと言ってるなあと思います。
4:剣戟(けんげき)
剣(つるぎ)と戟(ほこ)。もしくはそれを使った戦いのことです。
つまり漢字そのままです。
これをまとめているときに、「剣戟映画」というカテゴリがあることを初めて知りました。
5:顕現(けんげん)
姿がはっきりと現れること。
「顕現する」はファンタジーで使えるかも。
6:秀麗(しゅうれい)
ほかのものより立派で美しいこと。
「眉目秀麗(びもくしゅうれい)」という四字熟語もあります。
7:逡巡(しゅんじゅん)
決断できなくてぐずぐずすること。ためらうこと。尻ごみすること。
意味はマイナスですが、響きはかなりカッコいい。「困った」「迷った」といった表現を使いすぎてしまうときに一部を「逡巡した」に変えるとよいアクセントになります。
国語の教科書で見つけて以来、一目惚れしました。
ほんとによく使います。うちの子どんだけぐずぐずしてんねんって話です。
8:端麗(たんれい)
顔が整っていること。美しいこと。
かっこいいことを表す言葉のひとつだけあって、かっこいい感じです(語彙力とは)
「秀麗」は男性的な美しさ、「端麗」は色気のある感じ(+主に人の容姿)、と私は使い分けています。
9:瞠目(どうもく)
目を大きく見開くこと。目を瞠(みは)るとも。
これも頻繁に使います。「目を見開く」という表現を使いすぎたと思ったときは、アクセントでこいつを投入します。
10:早鐘(はやがね)
火事・水害などの緊急事態を知らせるときに、激しく早く鳴らす鐘のこと。または心臓がバクバクしていることのたとえ。
これもよく使います。心臓バクバクしまくりです。
まとめ
日常生活では使わないけど響きがかっこいい日本語、とりあえず10個紹介しました。いかがでしたでしょうか?
難しい漢字や言いまわしが多いですが、知っておくと小説や新聞で見かけたときに、ちょっと楽しくなります。
お役に立てば幸いです。
七海でした!
それでは、また!
【自然編書きました】