こんにちは、七海です。
「日常生活では使わないけど、響きがかっこいい日本語10個!」の第二弾です。
今回は自然に関わる日本語を重点的に集めてみました。五十音順で10単語ほど紹介します。
前回の記事はこちら。
日常生活では使わないけど響きがかっこいい日本語10個!自然編
1:薄氷(うすごおり、うすらい、はくひょう)
薄く張った氷のこと。俳句などでは春の季語なのだそうです。
2:颶風(ぐふう)
強く激しい風のこと。または、熱帯低気圧や温帯低気圧にともなう暴風(風速32.7メートル以上の強風)をいう古い言葉。
3:慈雨(じう)
恵みの雨。ものを潤して育てる雨。
4:曙光(しょこう)
夜明けにさす太陽の光のこと。
曙は、訓読みだと「あけぼの」と読みます。「夜明け、明け方」の意。「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際…(枕草子)」のアレです。
5:水簾(すいれん)
滝のこと。流れ落ちる滝が水の簾(すだれ)に見えることから。
6:昴(すばる)
プレアデス星団の和名。あけぼのに引き続き『枕草子』にも出てきます。
上手く言えないけど、とにかくかっこいい言葉ですよね。うん、かっこいい(物書きにあるまじき語彙力)
7:日輪(にちりん)
太陽の異称(違う呼び方)。
8:氷華(ひょうか)
植物の枯れた茎のまわりに、氷が張る自然現象。氷の華(はな)が咲いたかのように見えるため、この呼び名がつきました。
同音異字の言葉に「氷菓」があります。こちらは自然関係なく、氷菓子のことです。アイスのうち、乳製品に分類されるアイスクリームなどを除いたもののことですね。
9:氷海(ひょうかい)
一面に氷が張った海のこと。
10:夜気(やき)
夜の空気。
冷たい。
まとめ
今回は響きがかっこいい日本語を「自然」に特化してまとめてみました。
火地風水その他もろもろ、自然を表す日本語にはきれいな言葉がたくさんあります。ここで紹介したのはほんの一例。ほかにも探してみると、たくさんの言葉が出てきますよ。
それでは今回はこの辺で。
七海でした!